市民連合あだち―衆議院小選挙区東京13区での候補一本化を要請

市民連合あだちでは、衆議院東京13区で立候補を予定している日本共産党・そぶえ元希氏と立憲民主党・北條智彦氏の野党候補一本化について10月5日に両党に要請することを決めました。

  1. 市民連合あだちと13区予定候補者2名と政策合意書を調印する
  2. 日本共産党、立憲民主党に候補者1本化を強く要請する

 

立憲民主と共通政策確認―市民連合(全国)が3野党支援へ

「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)は3日、立憲民主党の枝野幸男代表に対し、総選挙における野党のたたかい方と政策に関する要望を行いました。

要望書は、市民連合が9月26日に日本共産党、民進党、自由党、社民党の野党4党に提出したものと同様の内容。安倍政権が進める憲法9条改定への反対や安保法制、共謀罪法などの廃止、福島第1原発事故の検証のないままの再稼働を認めないことなど7項目の政策を提示しています。

市民連合の山口二郎法政大学教授は「同じ思いをもつ、他の野党、全国の市民とともに幅広い協力のたたかいを構築してもらいたい」と述べ、「野党がともにたたかう際に共有すべき基本的な政策」として要望書を手渡しました。枝野代表は「同趣旨の要請は民進党にいたときに受け止めさせていただいている。当然(立憲民主党として)より強く、みなさんの思いを受け止め、実現できるよう努力していく」と語りました。

要請後の記者会見で山口氏は「市民連合は、立憲民主党、共産党、社民党の3野党のたたかいをしっかり支援していきたい」と述べました。一方、希望の党に対しては「この選挙では、希望の党から立候補する人は応援できない」と改めて強調しました。(しんぶん赤旗より)

北城智彦氏、立憲民主党で戦うこと表明

北城智彦氏は、2日、足立区北千住マルイ1010で開催した総決起集会で、希望の党ではなく、新党「立憲民主党」(=予定)より立候補する決意を述べました。 

民進党、枝野幸男代表代行が準備している新党をめぐっては、長妻昭氏も合流の方針といい、東京10区の鈴木庸介、13区北城智彦、8区吉田晴美、2区松尾明弘は枝野氏に「血判状を送ってあります」と枝野新党に合流する予定です。 

北城氏は「排除や選別と言う言葉を使うリーダーの元では闘うことはできない」「大義はこちらにある」と言う。

市民連合あだちは、これまでの取り組みを踏まえ、安倍政治をストップさせる観点から、衆議院選挙小選挙区では北條氏、そぶえ氏との連携と話し合いをすすめ、立憲政治を守る観点で、引き続き候補一本化の実現、選挙勝利に結び付ける努力をしていきます。

(参加者からの意見をもとに、市民連合の取り組み方についてまとめました=S)