衆議院選挙振り返り(別紙:エクセル資料) ★13区 ①市民連合あだちでは、期限を決めてそこまでに各立憲野党間で候補者の一本化が図られなければ市民連合あだち 独自の判断をし、立憲野党の候補者を一本化して支援に取り組むことを決議した。その期限を9月28日とした ので9月28日事務局会議で、それまでに日本共産党の沢田真悟さんのみが立憲野党の立候補予定者であること から推薦支援することを決定した。 ② 10月5日決起集会開催。50名強の参加者 ③ 市民連合あだちの選挙運動 ・候補者カーへの支援―ビラまき ・応援スピーチ ・一人街宣 ・期日前投票所前での投票の呼びかけと車での投票呼びかけの流し、8割がたは地域を回った。 ・応援プラカードの作成と配布 ・公開アンケートを集計し、ビラに掲載。新聞折込はかなわなかったが、印刷した分(400枚程度)はすべて配布 できた。受け取りはよかった。 ④ 結果の分析と意見の抜粋 ・沢田さんの得票率2021年の12.9%から今回は15.3%へと2.4%ほど上がっている。これは選挙区割りが変わった ことの影響もあるかもしれないが、市民連合あだちの全面推薦・支援の効果もあったと考える。 ・2009年の参議院選挙で過半数割れしたが、今回は衆議院選挙での過半数割れで、その意義は大きい。 ・1本化して沢田さんを全面推薦したが、決起集会で沢田さんに当選を目指しているか質問した時、当選を目指すと 言われた。そこからすると今回は敗北でマイナスの結果であった。そのことを考える必要がある。 ・“一本化”という言葉を使うのは、おかしいのでは。多数の候補者を一人に絞るのが1本化で、今回は一人しか出て いないので言葉の使い方がおかしい。 ・29区、鈴木けんいちさんの票が木村たけつかさんにまわれば当選できた。野田佳彦=立民といわれるが、そうで はない。個々の候補者を見てほしかった。立憲野党が統一候補を擁立することが大切である。 ・仕事をしながらの選挙運動は難しかった。土日しか活動できず残念。SNSを使った運動なら仕事の後にでもできる が、やり方など学ぶ機会があれば。 ・立憲の幅は広い。今回は共闘ができない中での闘いだったので難しかった。共闘の芽をもっと上手に育てていきたい。 ・市民連合の街宣、13区では、10月12日アリオ前、10月18日決起集会、29区での合同街宣など市民の参加者が 少なかった。 ・全国小選挙区のなかでも東京29区の置かれた特別性を訴えたい。お隣の埼玉14区(草加・八潮・三郷)の市民は 石井啓一・公明党代表を落選させたこと。併せて東京29区で岡本三成・公明党政調会長を落選させることが出来 ていれば、公明党は小選挙区で壊滅したと言えたこと。 ・足立区は投票率で23区内の最低であると新聞報道された。(13区・足立東部は都内で最低の投票率です。29区の 足立西部も瑞穂町に次いで投票率が低く49.95%でした。) ※この後、29区の問題として、立憲民主党の木村たけつかさんと共産党の鈴木けんいちさんの共闘がならなかった 点に関しての議論が行われた。
★事務局長としてのまとめ
・一本化(立憲野党候補を一人、推薦支援したという意味で)候補を、中央での立憲野党の共闘が成立していなくても全面的に推薦支援したことは、結果を見ても一歩前進だった。
・今後も立憲野党の共闘を中央にも求めていく。共闘がならない場合も、市民連合あだちとして、独自の判断で一本化候補を決め、推薦支援していくことを進めていく。
・運動において、市民の運動への参加が少なかったという指摘があった。その点は、これから最も強化していく必要があること。助け合い村やその他の活動へ市民連合あだちを前に出して取り組んでいきたい。
・候補者への公開アンケートを新聞折り込み出来なかった点は残念だった。可能性を探りたい。期日前投票の際に、資料として掲示したり、チラシ化して配布したことは効果的であった。今後もこの方法は発展的に続けていきたい。
・告示後も政治運動であれば、マイクを使った広報も可能なのでその点の戦略を考えていきたい。
・今回、パネルを大量に作成して、配布したが、それを使った運動の報告がほとんどなかった。活動の呼びかけとそのリアクションを求めていきたい。そうすることで運動の活性化を図りたい。
・SNSの手法についての学習会を求める声があった。これにこたえるために、SNSについての学習会を企画していく。