都議会議員選挙、どう戦い、何が課題だったか

告示後、市民の組織である市民連合あだちの活動

公開アンケートに協力していただいた立候補者の皆さん、ありがとうございました。当落に関わらず今後とも足立区、東京都の発展のために活動されることを期待しています。

■取り組んだこと

① 市民連合あだちとしては、立憲野党を支援するために公開アンケートを実施した。これをもと に一覧表を作成し、小池都政に対する各候補者の姿勢を明らかにすることで立憲野党の都政に対する対立軸を明確にする取り組みを行った。

② 自民党都議の裏金議員をアッピールし、当選させていいのか問いかけた。

③ 一覧表を含んだ宣伝ビラを作成し、街頭活動で配布した。

④ ビラと同じ内容でパネルを作成した。

 

■反応はどうだったか

① チラシの受け取りは、ふだんやっている街頭活動のビラよりよかった。

② 件数は少なかったが、受け取った方との間で対話が成立する場合があった。

③ 成果としては、「誰に入れたらいいかわからなかったが、こうやって一覧表にまとめられていると見やすくて良い」という評価を得た。葛飾の方からも葛飾でもこういうような取り組みをしてほしいという声もあった。

 

■課題と対応策

① 告示後、市民連合あだちの街頭活動に参加する人が少なく、一覧表の情報を十分に広められなかった。それぞれが支持する政党の運動へ関わっていくが、政党とは直接関係のない人を集められるかと思ったが、市民連合あだちとしての組織がぜい弱で、いざ選挙になると独自の活動が出来なくなってしまう。市民連合あだちとして活動できるだけの力量が無い。

② 対話を進めていくためには、スピーカーで大きな音でメッセージを伝えることは、逆効果のところがあることが分かった。対話を重点に置くためには、スピーカーによるスピーチは短めで、チラシを配りながら声掛けをしていくことが大切である。

③ 公開アンケートの回答拒否が3人も出たこと、質問が確実に届けられたかわからなかったことなどをどう解決していくか。

他のアンケートの利用⇒NHKの公開調査のデータを借用して取り組む。電話番号がわかれば、直接電話で答えてもらう。