<衆院選・東京13区>野党候補を応援し、憲法9条改正をはばむ市民と立憲野党の共闘をさらにすすめよう!

 日本の立憲民主主義と平和の命運を決する衆議院選挙がたたかわれています。
私たち「市民と政治をつなごう!市民連合あだち」は、市民と野党共闘の候補の一本化をもとめてぎりぎりまで努力を続けてきました。立憲民主党・北條候補と日本共産党・祖父江候補とは、市民連合あだちとの間で安倍政権の進める憲法9条改正に反対、安保法制など立憲主義に反する諸法律の撤回など基本的な政策合意をかわすことができました。深く感謝するものです。市民と両候補者、支持者どうしが相互にリスペクト(尊重)し合う良い関係もできました。
これをふまえ、多くの市民の期待を受けながら候補者一本化を各政党に働きかけてきました。両党には誠実にこたえていただきましたが、残念ながら候補者調整が間に合いませんでした。
市民連合あだちの設立の趣旨・立場からすると、どちらか一方の候補を推薦し選挙運動をすることは不可能です。どのように選挙に取り組むかは、市民お一人お一人の判断にゆだねられます。両候補には多くの支持が集まり、ぜひとも議席を獲得していただきたいと強く思います。
また、比例区においても立憲三党(日本共産党、立憲民主党、社民党)それぞれが一票でも多く獲得できるように期待するものです。
12区においては、市民と野党の共闘が成立し、池内候補(日本共産党)が奮闘しています。市民連合あだちの設立趣旨・立場から推薦できますので、池内さんを全力で押し上げましょう。
今回の選挙で、さらなる憲法破壊をくいとめ、尊厳ある暮らしを守る市民と立憲野党勢力が前進するように、みなさん引き続きがんばりましょう。
なお、選挙後においても市民連合あだちはいっそう団結を固め、安倍総理の退陣と憲法9条の改悪阻止に向けた闘いを強めます。立憲野党と一丸となって強固な立憲民主主義の砦を築くべく全力を尽くしていきましょう。
今後とも、これまで以上のご協力、ご意見をいただけますよう心からお願いいたします。

2017年10月12日
市民と政治をつなごう!市民連合あだち

10月8日、北千住駅西口で街頭宣伝・演説会

立憲民主党の北條氏、日本共産党のそぶえ氏と共に街頭演説会を開催しました。
安倍政権と新たにできた希望の党は考え方が基本的に変わらず、手法も独裁的であること、憲法違反の安保法制容認、平和憲法を変えようとしていることなど、問題点をあげ、国民が平和で安心して暮らせる社会が必要と訴えました。
市民連合あだちは引き続き平和憲法を大事にし市民連合と政策協定を結んだ2候補者を支援、一本化に最後まで努力することを表明しました。
区議会からは無所属の土屋議員、共産党議員が、斉藤まりこ都議、新社会党、緑の党の方々も参加し市民と野党の共同をアピールしました。

10月7日に再度、日本共産党、立憲民主党に候補一本化要望書提出

10月7日(土)午前中の事務局会議で、13区での野党候補の1本化をめぐる動き、現局面評価、要望など議論しました。会の代表の中山武敏弁護士から直接各党に要望が出されていること、北條さんからの提案内容、他区や全国の状況など情報が共有され、なお、可能性がある限り共闘強化・1本化を追求しよう、となりました。

そのために、日本共産党、立憲民主党の双方に要請書を送ろうとなり、以下の内容の要望書を市民連合あだちとして両党に送りました。送付先は日本共産党中央委員会、日本共産党東京都委員会、立憲民主党代表枝野幸男さんあてです。

<要望内容の本文>

 日夜のご奮闘に心より敬意を表します。

 10日の公示をひかえ、東京13区では日本共産党、立憲民主党の立候補予定者がおり、このままではお二人に票が分散し相手自民党を利することになります。そして市民と野党共闘の流れに水を差してしまい、多くの市民の望むところではありません。

市民連合あだちでは、これまで市民と立憲野党の共闘を求めて活動をつづけ、立候補予定者の二人と共通の政策で合意書に調印したところです。その内容は、憲法9条改正に反対、安保法制など立憲主義に反する諸法律の撤回などです。主要な政策で一致していますので、候補の1本化がはかられるならば、市民の期待と力を集め、必ずや両党の皆さんの躍進につながると確信しています。小選挙区、比例区で両党の躍進がはかれるように市民連合あだちも、いろいろな知恵をしぼっているところです。

 今回の選挙は、自公勢力とともに希望の党、日本維新の会などが、憲法改正に足並みをそろえており、これを阻む共産党、立憲民主党、社民党などと市民の共闘が大きくなることを切望しています。この願いとこれまでの努力をうけとめていただき、市民の力が分裂するような選挙とならないように、候補の1本化をぜひ進めてください。

 時間は限られていますが、ぜひともこの願いをかなえてください。わたくしたち市民連合あだちも力の限り奮闘いたします。