12月30日「コロナ禍・足立助け合い村」今年も実施!

新型コロナも3年目に入って、いまだに衰えを見せず第8波に入ったと言われています。さらに、今年はロシアによるウクライナ侵攻によって、国際的に食料・エネルギー問題が起こり、そして日本では円安の影響もあって食料品などの値段が上がって、今まで以上に庶民の暮しは苦しくなっています。
寒さが厳しくなる年末に向けて、何とかこの食糧危機を乗り切っていくための一助になればと今年も足立助け合い村実行委員会が主催して「コロナ禍・足立助け合い村」を以下の段取りで行います。

「コロナ禍・足立助け合い村」

12月30日 13時から(食料配布が終わり次第、会を閉じます) 江北平成公園

12月7日(水)に足立教育会館(西新井駅西口)にて第2回目の準備会議を行います。ボランティアの方など参加は自由ですので、みなさんのお越しを待っています。

11.20北千住街宣「あなたは足立区政に何を求めますか」

区長選に向けた第1回目の街頭活動です。

「あなたは足立区政に何を求めますか」というテーマで、一般市民の方にも加わっていただいてリレートークを行っていきました。
発言された話題は、給食費の無償化についてでした。お隣の葛飾区ではすでに無償化が行われているというのに、足立区ではまだ検討もされていないようです。諸物価上昇の中で、保護者の方の負担も重くのしかかってきています。給食費の無償化はどれだけ助かることでしょう。足立区の決算を見ると113億円の黒字だそうです。ここのところ安定した黒字財政で1800億円ほどの積立金もあるといいます。どうして葛飾区で無償化ができて足立区ではできないのでしょうか。
また、高齢者への「生きがい奨励金」について発言された方もいらっしゃいました。

このように当事者の方々からの発言は切実なものがありました。これからも、区民からの要望を表に出していく試みが大切になっていると思います。区政の現実をしっかりと見つめて、区長選ではよりよい選択ができるようにしていくために、これからも区政を考える街頭活動を続けていきます。

 

11.09 足立区長選をめぐる学習と意見交換会+事務局会議

杉並区長選で事務局長として取り組まれた東本さんの話を聞いて学んだことと、今、足立区政における課題は何かを考える会を実施

◆ 東本さんから学んだこと
① 共闘して区長選を闘うために、市民も議員も対等であること、すべての立憲野党間でも対等平等に取り組むことが大切である。誰かが主導権を握るといった体制にしない。

 ② 総選挙と区長選の違いは、市民団体が候補を擁立して「住民思いの区長を作る会」という組織を立ち上げた。地域で押し上げていく候補者づくりをした。

 ③ 組織づくりの取り組みとして、いろいろな地域の問題に取り組んでいる人たちと結びつく努力をした。小さな住民運動の当事者たちを孤立させてはいけないと、積極的に関わっていった。そういう草の根から変えていかないと国も変わらないということが共通認識になっていた。

 ④ 若い人が参加しやすいような運動を展開。保育園や児童館の問題の当事者たちとつながりがもてたことで若い人から年配の人までの幅広い年齢構成で活動できた。そこから、会の名前を考えるときや具体的な選挙運動などで新たな試みを行うことができた。

 ⑤ 候補者の岸本さんとも一致した対話を重視した選挙活動を行えた。タウンミーティングも候補者本人を交えて毎週のようにできた。

◆足立区政の問題点、課題
① 新自由主義的な「自治体経営」路線で、公共サービスの民間委託が全国に先駆けて大きく展開されている。これによって逆にサービスの低下を招いている。また、個人情報が民間人の目にさらされるという問題点が出てきている。

 ② 大型開発優先の施策。千住1丁目再開発では実質民間マンションの建設にもかかわらず40億円の公費が投入されている。北綾瀬駅にペデストリアンデッキ建設に17億円の投資。乗降客わずか3万人しかないのに必要なのか。

 ③ 子どもや高齢者に冷たい政策。公立保育園31園の廃止計画や来年度末までの3年間で公立保育園定数を515人削減予定。生きがい奨励金の廃止。23区内で一番高い介護保険料。学校給食は近隣の葛飾区では無償化が実施されているが、足立区では検討もされていない。

以上の報告を受けて、今後の取り組みについて協議しました。その結果、市民連合あだちとして、どんな足立区政を実現していきたいのか検討していき、政策案を作成していくことに取り組むことを決めました。それと並行して区長候補の擁立にも取り組んでいくことを確認しました。