8月29日に市民と野党共闘へ―政党と語ろう(第1回)開催しました

「立憲民主党との対話集会」を8月29日(水)、 足立区「子ども支援センターげんき」で開きました。

<プログラム>
○開会挨拶
○立憲民主党からの発言
◆参加者
立憲民主党東京5区衆議院議員、東京都連幹事長 手塚よしお氏
東京13区総支部長 北條智彦氏
足立区議会議員、立憲・民主の会幹事小椋修平氏
○懇談、交流 会場参加者からの質問、提案など。

今回のコンセプトは《立憲民主党と市民との対話》ということで、市民と立憲民主党議員との対話を中心に構成されました。当初は、参加者からの質問がどれだけあるのか、時間が余らないか、少し不安でしたが立憲の議員さん方の自己紹介が終わり、会場からの質問のある方を促すと、多くの手が上がり、引きも切らず国政、区政を問わず様々な質問、提案がなされました。

会場には70名ほどの参加者が集まりましたが、その中でも若い男女、とくに女性の方の参加が目立ちました。いみじくも、東京13区の総支部長、北條氏が言っていた「立憲民主党が目指すターゲットは若い方、とくに女性です。」と言っていた結果となりました。「野党共闘に対する立憲民主党の姿勢」「アベノミクスに対抗する政策は?」「連合との関係は?」「原発政策はどうなのか?」「消費増税は?」若者からの「無償奨学金制度化」。介護の現場にいる方からの「なぜ年収が平均より100万円も少ないのか?」という訴え、クーラーもなく熱中症にかかりそうな「生活保護を受ける老人の現状 」そして安倍内閣のモリ、カケ、働き方改革、行政の虚偽記載・・


原発政策については手塚氏から「以前の民主党時代には、連合とくに《電力総連》の支援を受ける民主党議員との確執があり、それが世間的には民主党のバラバラ感と取られたが、立憲民主党では原発ゼロ、再稼働反対のコンセプトは確認されている」と言う答えがありました。

アベノミクスに対する対案としての《エダノミクス》では北城氏から「しかるべき時に発表します。いまその政策について連日議論している。ただ、あまり早く発表すると、アベさんにまたパクられますので」と言うことでした。

♢ エダノミクス政策

立憲民主党の枝野幸男代表が、経済《成長に頼らなくても豊かさを実感》できるという持論「エダノミクス」をアベノミクスの対案として訴え、政権担当能力を示そうとの狙いだ。

「金持ちほど金を使わないのは、経済の基本原則。年収10億円の人がアベノミクスで20億円になって、増えた10億円をどう使いますか」。枝野氏は安倍政権の経済政策を批判し、独自の政策を披露した。「消費不況」(枝野氏)を打ち破るために、格差を是正して個人消費を伸ばすことが経済対策になるとの考え方だ。

枝野氏が個人消費を伸ばすために手を付けるべきだと主張する政策の柱が、他業種に比べて低賃金とされる保育士や介護職員らの賃金引き上げで、介護サービスの充実につながり、老後不安で貯蓄を優先する高齢者の財布のひもも緩むとみる。「下からの民主主義」を掲げる党の理念とも合致する。(=以上)

国政に関する質問、提案と共に「学校の統廃合による生徒の負担」「こどもの性教育問題」は女性教師から。また「区長選への取り組み」など区政に関する質問、提案も数多くありました。「私のところに相談に来る中で、ジェンダー問題、女子中学生の妊娠、避妊相談は多くある。やはり、原因は貧困にあるのではないか。」これは足立区でこどもの貧困対策に長く関わってきた区議会議員である小椋氏の意見でもありました。

盛況のうちに時間は過ぎてしまいました。会場にはまだまだ、話したりない参加者もいたようでしたがそれはまた、別の機会に「第2回 立憲民主党との対話集会 」を設けようと思います。

「市民連合あだち」は市民と政党との距離を短くし、政治との一方通行ではない双方向のつながりを模索します。これからも「市民連合あだち」は市民の声を国会に届けるために、このような対話集会を定期的に行っていく予定でいます。

お知らせ!

9月26日には第2回目として「日本共産党との対話集会」を予定しています。また、無所属議員との対話集会も企画しています。足立区だけでなく、各区からの参加も宜しくお願いいたします。

〇主催:市民と政治をつなごう!市民連合あだち