6月12日事務局会議で、国会会期末を控え、軍事費増額・増税法案への反対運動を強め、LGBT法に対決し、岸田政権を解散へと追い込み、市民と野党の共闘候補擁立へ向けた動きを強めていくことを決めました。具体的には、立憲野党への「東京13区において早期に野党共闘の統一候補を決定してください(要請)」要請文(以下の文書)を渡すことにしました。
2023年7月28日
立憲民主党代表 泉 健太 様
日本共産党委員長 志位和夫 様
国民民主党代表 玉木雄一郎 様
社民党党首 福島みずほ 様
れいわ新選組代表 山本太郎 様
市民と政治をつなごう!市民連合あだち
足立区西新井栄町2-13-8足立教育会館気付
連絡先:事務局長 小野 洋
090-5073-5688
東京13区において早期に野党共闘の統一候補を決定してください(要請)
貴党のご活躍に敬意を表します。
足立区では2017年に市民連合あだちが発足し、200名を超える賛同者で市民と野党の共闘活動を進めてきました。衆議院議員候補予定者(立憲民主党、日本共産党)と市民との間で政策合意をむすび、2020年の都知事選でも立憲民主党、日本共産党はじめ広範な市民団体・個人が集まり、活発な選挙活動が行われ統一候補のもとに協同して闘う選挙戦の限りない可能性を感じ取りました。都議選でも立憲野党をそれぞれ応援したところです。
2022年の衆議院選挙では、自民党現職の鴨下一郎氏が引退するという状況で、立憲野党の共闘が実現できれば、勝てる状況が予想できたにもかかわらず、またしても共闘が成立せず、自民党新人・土田慎氏に勝つことができませんでした。しかし、結果を分析してみると土田氏115669票に対して、立憲と共産とを合わせた票が108869と、その差はわずかに6800票(2.9%)。立憲野党の%)共闘が成立していれば、リベラル支持派の投票行動に刺激を与え、投票率の向上を見込め6800票(2.9%)の差を乗り越えることはそんなに難しいことではなかったと予想できます。
市民連合あだちは今回の区長選にも中心となって候補者を擁立し、自治体選挙にも関わってきて、13区での選挙活動に自信を深めてきています。自民党土田氏は、まだ十分に足立13区に根を下ろしたとは言い難く、立憲野党の共闘の候補を擁立できれば勝つことが見込まれます。
また、小選挙区での候補1本化のため降りることとなった政党が、比例区で躍進できるように早期から様々な活動をすることを市民連合あだちで話し合っています。
貴党におかれましては、13区の市民が切望している総選挙での候補者の統一を早期に決めていただき、市民と政党が協力して選挙活動が展開できるように要請いたします。
■立憲民主党東京都連への要請訪問 7月28日10時30分 小野が訪問し、事務局の山村明嗣氏へ要請文を手渡ししました。
■共産党東京都委員会への訪問 8月3日17時 小野が訪問し、選挙宣伝部副部長の亀井清氏と足立担当の三田真紀氏が対応。要請文を手渡ししました。共産党としては、市民組織と協力して選挙への共闘に取り組むという点では公にしている。しかし、最終的に共闘するかどうかは党本部で決めることであるという回答を得ました。