立憲野党との対話集会(第2回)に80人

市民の声を国会に届けよう!―立憲野党との対話集会(第2回)

2018年6月7日(木)、西新井駅近くの「子ども支援センターげんき」で開きました。

◎プログラム

〇衆議院選立候補予定者・「北條さん、祖父江さん」から今の国会、政治についての話

〇市民から、政治に反映させてほしい私の要求、思い、怒り…

会場には80名ほどの参加者が集まり「介護問題」「セクハラ、男女平等」「性教育、教育への圧力」「働かせ方法案、長時間労働」「 生活保護削減 」など生活に密着した、身近な問題が活発に提起されました。

会場の発言は、それぞれの分野に深く関わってきた人からのようで、専門的で内容を深く掘り下げた発言が目立ちました。介護人件費の薄給、外国人介護人雇用の問題点、日本のジェンダー意識の低さ、それに伴うセクハラ感覚の貧しさ、性に対する時代錯誤の感覚、こどもの性教育と教育委員会の対応、労働三法を骨抜きにする働かせ法案、生活保護費削減と年金の引き下げの画策…。

わが国の「貧しさ」にたいし多方面から疑問、糾弾がありました。この発言を受け、北條、そぶえ氏からも補足、提案等があり、また会場に参加された議員の方からのタイムリーな発言もあり、双方向の市民と立憲野党の対話集会にすることができました。

「市民連合あだち」は、政治との一方通行ではない双方向のつながりを模索します。

これからも「市民連合あだち」は市民の声を国会に届けるために、このような対話集会を定期的に(2カ月に一度)行っていく予定です。

正面=北條智彦氏、そぶえ元希氏(いずれも衆院小選挙区予定候補)

<対話集会に寄せられた感想>順不同
〇いろんな声があり、参考になりました。自分なりに考えたいと思います。
〇分野別の問題提起にもとづいて討論を行う方式は良いと思う。しかし出席者は非常に少ない。今後、回を積んでいけば中身が豊富になると思う。もっと大衆的にするには、機関紙の発行が必要。またはユーチューブによる拡散の方法もありか。
〇どの方の発言も興味深いものでしたが、1人2分くらいに制限してもよいのでは。また、土日祝日だと勤め人も参加しやすいと思います。開催ありがとうございました。ツィッターアカウントがあると宣伝に役立つと思います。今回は北條さんのツイートを見てきました。
〇主催者のみなさのまご苦労に心から敬意を持ってます。こういった積み重ねが大切ですね。普段しゃべることが仕事なので「発言したくなる」のが私たちの常で、伝えたい最新の情報もありましたが、「しゃべらないで、意見や議論に耳を傾ける」ことが会の成功に向けた私たちの役割だと心に言い聞かせていました。(区議)
〇本当にお疲れさまでした。自民党に代わる「頼れる野党連合、市民連合」をどう作っていくか、足立の13区はどうまとめていくのでしょうか。質問です。12区にかかわっている方も出席しておられるのでしょうか?
〇テーマは一つにする。広くではなく、深くしたい(対話を)。実話(現場)、今起きていることの話しがしたい。

2月17日「市民と政治をつなごう 呼びかけ人会議」のご報告

〇とき:2/17日(土)PM1:30開場。 2:00開会~4:00閉会
〇ところ:千住介護福祉専門学校
今回の会議の目的は、昨年4/27日に発足した「市民連合あだち」に対する呼びかけ人同士の親睦と、更なる呼びかけ人、賛同人の獲得を目的としたものです。
2017年12/31日現在では、呼びかけ人109名。賛同人14名。議員等賛同人13名。計136名です。なお、会場には40名以上の参加者が集まりました。

呼びかけ人、賛同人の肩書きも多様で、自治会長、僧侶、弁護士、会社取締役、市民運動家、元足立区長、シンガーソンガー、フラメンコギタリスト、大学講師、カトリック司祭、立正佼成会員、行政書士・・ 多士済々の市民が集まりました。
会議では、これ迄の「市民連合あだち」の活動報告とこれからの行動提起、参加された政党候補者、12区前共産党衆議院候補者池内さおり(前国会議員)、13区前立憲民主党衆議院候補者北條智彦、同前共産党衆議院候補者そぶえ元希氏の挨拶があり、その後に会場参加者からの意見交換がありました。

▼活動報告
▪2017年4/27日「市民連合あだち』発足
▪同9/20日 「市民と政治をつなごう!政策懇談会」
▪同10/5日 「市民連合あだち」と衆議院東京13区野党候補者との政策合意書に調印。

「政策協定書」

  1. 安倍政権が進めようとする憲法九条改正に反対します。
  2. 特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法など安倍政権が行った立憲主義に反する諸法律の白紙撤回を求めます。
  3. 森友学園・加計学園及び南スーダン日報隠蔽の疑惑を徹底究明し、透明性が高く公平な行政を確立します。
  4. 原発に依存しない社会の実現に向けた地域分散型エネルギーの推進を推し進めます。
  5. アベノミクスによる国民生活破壊、格差と貧困を是正します。
  6. 北朝鮮の核開発と緊張激化に対しては、武力によらず外交による解決をめざします。
  7. 沖縄県民の民意を尊重し、基地の過重な負担を軽減します。

▪10/8日 共産党と立憲民主党へ一本化の要望書

▼行動提起

〇「市民と立憲野党をつなぐ対話集会」を2ヵ月に1回程度行う。

▪第一回 4/11日(水)PM 6:30~8:30 こども支援センター元気。テーマは「北朝鮮とどう向き合うか?憲法9条と安全保障」

▪第二回 6/7日(木) テーマは募集中

〇「3000万人署名」5月末迄に達成する。

〇呼びかけ人、賛同人の獲得

▼意見交換会

今回の会議のメーン設定であり、時間もたっぷりと取りました。この内容は録音に録っており後日、詳しい内容はメールします。

「市民連合あだち」では今後はこのような形式の懇談会を数多く持ちたいと思っています。著名な文化人の講演も大切な事ですが、一方向性の伝達ではなく、双方向性のコミュニケーションを獲得し、共感と賛同の輪を広げていくことも必要なことだと思っています。

10月8日、北千住駅西口で街頭宣伝・演説会

立憲民主党の北條氏、日本共産党のそぶえ氏と共に街頭演説会を開催しました。
安倍政権と新たにできた希望の党は考え方が基本的に変わらず、手法も独裁的であること、憲法違反の安保法制容認、平和憲法を変えようとしていることなど、問題点をあげ、国民が平和で安心して暮らせる社会が必要と訴えました。
市民連合あだちは引き続き平和憲法を大事にし市民連合と政策協定を結んだ2候補者を支援、一本化に最後まで努力することを表明しました。
区議会からは無所属の土屋議員、共産党議員が、斉藤まりこ都議、新社会党、緑の党の方々も参加し市民と野党の共同をアピールしました。